言語も習慣も異なるハワイ。
その中でも私たち日本人には馴染みのないチップは悩ましいところです。
そもそもチップとは
レストランでご飯を食べた時、ホテルで部屋まで荷物を持ってきてもらった時、ベッドメイキング(昼間に出かけている間にベッドをキレイに整えてくれる)をしてもらった時、タクシーに乗った時など、ハワイではサービスを受けた時にチップを払います。
この記事を書くにあたって改めてチップについて調べたのですが、アメリカではチップはお給料のプラスアルファのような位置づけではなくて給与の一部として扱われているとのことでした。
※お店などによって異なる場合もあるようです
つまりチップをもらう職場のスタッフは、給与が低く設定されているとのこと。チップがもらえないと生活に影響が出てしまうということです。
私たち日本人には想像ができない給与体系ですね。
受けるサービスについて
ハワイで色々な場所を訪れている我が家ですが、「ここはサービスがいいな〜」と思うところは中々ありません。我が家が訪れる場所が高級じゃないということも原因だと思いますが・・(^_^;
もちろん、ハレクラニなど素敵な場所ではとても良いサービスをしていただいていますが、地元のかたが行くようなお店ではそこまで良いサービスを受けることはありません。「のんびりしているな〜」と思うことも多々あります。
日本の”無料で受けることができる”サービスに慣れていると物足りなかったり、サービスが悪いと思ったりするかもしれません。でも、ハワイって、南国の気候と、のんびりした雰囲気が素敵だと思いませんか?
我が家はそのように思っているので、ちょっとサービスに物足りなさを感じても「それがハワイの良さ」と考えています。ハワイに対して甘いかな?
でも、もし、南国の気候と「日本みたいなサービスを”無料”で受ける」を求めるならハワイよりも沖縄のほうがオススメかもしれません。
チップの金額
我が家のチップの金額と渡し方について書いてみます。おそらく、他のご家庭とそれほど金額も変わっていないはずです(だといいな・・)。
- ベッドメイキング:ベッドは2つですが、3人で泊まるので一人1ドル計算で合計3ドルを毎日枕元周辺に置いています(一つのベッドに1ドルでもいいかも)
- レストラン:レシートの税込み金額に対して大体15%〜20%くらい。普通のサービスなら15%、良かったなと思ったら18%くらい。「とっても良かった!」なら20%くらい。
- タクシー:1度だけ乗ったのですが、15%くらいで計算して「お釣りはいりません(プリーズ キープ ザ チェンジ)」と言って降りました。荷物を乗せたり下ろしてもらったりする場合は荷物一個1ドルくらい。
我が家は大体こんな感じです。我が家はホテルではなくてコンドミニアム派なので、チェックインをしたら基本的に自分たちでスーツケースを持って行きます。
ホテルでポーターさんに荷物を部屋まで運んでもらった場合は荷物一個に対して1ドル〜2ドルくらいが相場のようです。高級なホテルだと2ドルなんでしょうか。泊まったことがないからわからない・・(>_<)
なお、ツアーなどの場合はホテル内での荷物の移動費用が含まれていることもありますので確認をしておきましょう(我が家が2016年のアウラニでの宿泊を JTB ハワイで予約したらポーター費用が含まれていました)。
この記事を書いていて気がついたのですが、空港からレンタカー会社まで送迎してくれるシャトルバスの運転手さんにも荷物1個あたり1ドルを渡したほうが良かったみたい・・・。無邪気に「サンキュー!」と言って別れていました。ダラーレンタカーとアラモレンタカーの運転手さん、ごめんなさい・・。
チップの渡し方
現金の時はそれほど難しくありません。ベッドメイキングなら枕元周辺、レストランならお会計の時に一緒に渡せば OK。
我が家が未だに慣れないのがレストランでクレジットカードで一緒に支払う時です。お店によってレシートの書式がわらりずらい場合があって、その場合は飲食はクレジットカードで、チップは現金で払ったりしていました(または全部現金)。
調べてみたら、バイリンガール英会話の Chika さんが解説をしてくれていました。
なるほど ___φ( ̄^ ̄ )
普段から(他国と比べて)質の高いサービスを無料で受けている私たち日本人はサービスに対して厳しい目で見てしまいがちですが、のんびした雰囲気のハワイでは暖かい目でサービスを見てあげてほしいなと思います。